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もう一週間たつけど、Pさんから書類の返信が来ないなぁ…
返信用の封筒も入れてあるのにどうしたんだろう?
営業のCさんはしびれを切らして催促の電話をかけてみることにしました。
プルルルルルルルル・・・
いつもお世話になっておりますCです。
P様、先日お送りした書類はもう返信いただけましたか?
え?届いて中は見たけど届いた封筒一式どこにいったかわからない?
は、はぁ…も、もう一回送ってほしい…んですね…かしこまりました…。
(ちょっと待て!返信用の封筒に切手貼って送ったじゃないか!!また送ったら切手代が二重にかかる(涙))
お客様から書類やアンケートなんかを返信してもらう時、まさかお客様に切手を貼らせて差し出させるわけにもいかず、返信分の切手を貼った封筒を同封して差し出したりしますよね。
でも、返信用の封筒を無くされたり、そもそもお客様に返信の意思が無かったりしたらその分の切手代は払い損…って言い方が相応しいかは分かりませんが、84円や63円だったとしても積もり積もれば大変な金額です。
そんな出費を少しでも少なくできる方法があったら良いなぁって思いませんか?
今回はそんな方法について調べていきましょう!
切手を貼らずに郵便物を出す方法
自分で出す場合なら、料金別納や料金後納を使えば切手なしで郵送可能ですが、自分に送ってもらうとなると別納や後納は使えません。料金着払いはゆうパックなどしか使えませんので、封書やハガキより値段が高いしそもそも信書が送れません。
ならどうするのか?郵便物料金を受け取る人が払うようにするには、料金受取人払いを使うことになります。
雑誌なんかのアンケートや、何かの会の出欠確認などで、切手を貼らずにお出しください。っていう、ハガキを出したことがあると思います。あれが料金受取人払いです。
あれって、大企業が顧客向けに使うものってイメージが有るかもしれませんけど、実は個人であろうと誰であろうと、わりかし気軽に利用できるんです。
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利用には申請が必要
個人でも気軽に使えますよ!とは言ったものの、ゆうパックの着払いみたいに窓口へ行って、すぐに使えるわけではありません。
返信に利用するハガキや封筒の見本を何枚か前もって作成して、お近くの配達を担当している郵便局に申請する必要があります。
料金受取人払の表示や有効期限、もちろんですが、返信先の郵便番号・住所・氏名の印字など決められた必要事項が有りますので、封筒等の作成前に申請先の郵便局へ問い合わせをして、記載方法を確認することをお勧めします。
重要な書類の返信に利用したい場合などは、書留などのオプションを付けて作成することも可能ですので、合わせて問い合わせてください。
利用料金はいくら?支払方法は?
気になる料金は、基本料金+受取人払手数料になります。
支払の方法・配達先によって、手数料の金額が変わります。
配達先が受取人の住所か郵便私書箱か、料金の支払い方法が料金後納か都度払いかの組み合わせによって手数料は決まります。
一番安いのは、私書箱配達+料金後納で手数料は10円です。
例:第一種定形84円+手数料10円=94円
次は、私書箱配達+料金都度払と、受取人住所へ配達+料金後納の場合で手数料は15円。
例:はがき63円+手数料15円=78円
最後に、受取人住所へ配達+料金都度払いの21円です。
例:第一種定型84円+特定記録160円+手数料21円=265円
と、三種類の料金があります。
注意点は?
料金受取人払の有効期限は、最長で2年間となりますので継続して使いたい場合には、期限の一か月前くらいまでには再度の申請をするようにしてください。
あらかじめ速達の印字が無い封筒を、速達で送ってもらう場合などは、差出の際に速達料金が別に必要になりますので注意が必要です。
まとめ
・事前に封筒等の見本の作成が必要
・見本封筒を添えて最寄りの配達局で利用の承認を受ける必要がある
・手数料は配達場所・支払方法によってかわる
・有効期限は最長で二年間
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