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最近はどこの会社でも横領とか紛失のリスクを減らすため、高額な現金の受け渡しが発生するような場合は、銀行への振り込みなどを利用する事が増えているようです。
また、これだけインターネット等が発達している世の中ですから、少額であれども物理的に支払いに行くのが困難な地域のお店などから、商品やサービスの購入をする機会も増えてきています。
この場合にも、直接払いに行けないので銀行への払い込みを利用することになります。
(クレジットカードでの決済など別な方法もありますけどね・・・)
民営化前の郵便局では郵便局間の送金しか出来ませんでしたが、2009年1月からゆうちょ銀行も全国銀行データ通信システム(全銀システム)との接続がされ、全銀システム加盟の銀行への送金ができるようになりました。
2018年10月から全銀システムの24時間稼働も始まりました。この機会に郵便局からの銀行送金について調べてみましょう!
郵便局からの他行へ送金のとき必要なものは?
他の金融機関では窓口又はATMから現金での払い込みをすることが可能です。
ところが郵便局からの送金では、ゆうちょ口座からの振替の取り扱いのみとなるため
・通帳・キャッシュカード
・印鑑(窓口に通帳を持っていく場合)
・身分証明書類
が必要になります。
窓口で手続きする場合
窓口では手続きする場合は
振込依頼書という用紙に
送金先の金融機関名・支店名・口座の種類(普通とか当座とか)・口座番号・口座名義・送金金額を記入します。
送金人としてご自分のご住所・お名前・ゆうちょ口座の記号番号を記入します。(通帳と違う名義での送金も可能です。)
通帳を持って行っている場合はお届け印を押します。キャッシュカードを持って行っている場合には暗証番号の入力をすることになります。
窓口での送金の場合の料金は
5万円未満・・・660円
5万円以上・・・880円
となっております。
ATMで手続きする場合
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ATMでの手続きの場合は
ATM画面の送金を選択し、次の画面で他行への送金を選びます。
キャッシュカードか通帳を挿入して暗証番号を押すことになります。
その後銀行を選択することになります。
メガバンクって言われるような銀行は直接名前が表示されますけど、それ以外の銀行はちょっとひと手間かかります。
・地方銀行・信用金庫などの種類をまず選ぶ(楽天銀行などのネット銀行はその他を選択)
・銀行名の頭文字をタッチパネルの50音から選択(北海道銀行なら「ホ」のボタンを押します)
・支店名の頭文字をタッチパネルの50音から選択(本店であれば「ホ」、手稲支店であれば「テ」と押します)
・預金の種類を押す
・口座番号を入力
ここまで来ますと相手の口座の名義が確認できますので合っていれば金額を入力します。
送金の名義は、口座名義でいいのかを聞かれますのでそれでよければ「はい」を、別名義で送るのであれば「いいえ」を押して、50音パネルで名前の入力をします。
全て入力が終わると送金内容が画面に表示されますので、最終確認をして送金です。
ゆうちょのキャッシュカードには他行口座・ゆうちょ口座あわせて、最高十件まで送金先口座の登録が出来ます。今後も送金する相手であれば登録しておくと便利です。
ATMでの送金の場合の料金は
5万円未満・・・220円
5万円以上・・・440円
となっております。
注意点がいくつかあります。
注意1:100,001以上の送金の場合、通帳の取引時確認が終わっていないと送金できない。
注意2:キャッシュカードの払い戻し上限(初期設定は50万円)までしか送れない。(別にATMで払戻をしている場合は合算されます)※キャッシュカード・身分証明書類を持って窓口へ行けば最高200万まで上限を変更することは可能。
全銀システム24時間稼働
2018年10月9日(火)15;00以降から全銀システムが365日24時間稼働に変更になりました。
と、いうことは、15:00以降に受け付けたものも当日中の送金になるということです。
ただ、1億円以上の送金・全銀システム取扱時間拡大に不参加の金融機関への送金などは、引き続き翌日の送金になります。
24時間化の対象銀行は「一般社団法人 全国銀行資金決済ネットワーク」のHPで確認してくださいね!
まとめ
・郵便局から他行への送金は振替のみ
・料金はATMで送金した方が安い
・ゆうちょは全銀システム24時間稼働に参加。(送金先が不参加の場合は今まで通り15時以降のものは翌日扱い)
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